2008年12月30日火曜日

源氏物語/Prins Genji (1)

今年もあと一日。Bara en dag kvar på det gamla året.

2008年は源氏物語の存在が証明されて1000年(紫式部が自分の日記に書いている)で、日本ではいろいろな催しが行われたようです。
Det är från 1008 som vi har det äldsta bevarade omnämnandet av Berättelsen om Prins Genji i form av en dagboksanteckning av författarinnan själv -1000 år sedan!
源氏物語というと大抵の日本人が高校で教科書にあったし、大学入試に必要だから読んだけど、面白いtも思わなかった、と言います。私もその組で、まるでさかりがついた猫みたいに女性を漁り歩く美男子のプレイボーイのどこが面白いの、と思っていました。
När en japan hör Genji, minns han sin gymnasietid då det ingick i kursplanen läsa delar av romanen. Man fick ofta frågor på Genji vid inträdesprovet till universitetet, vilket inte uppskattades av alla.
Detta gällde även mig. Dessutom hade jag ingen förståelse för Prins Genji, en snygg playboy som betedde sig som en kåt hankatt försökande att erövra alla damer som kom i hans väg.


私の本箱には円地文子訳の全集、10冊が並んでいます。3年前にジュネーブで亡くなった姉の本です。その横に岩波の日本古典文学大系のなかの原文もあります。せっかくあるのだから、これを機会に読み始めました。
インターネットで探すと、最近解禁になった与謝野晶子訳なども読むことができることが分かりました。
I min bokhylla finns tio band av denna roman i modern bearbetning. Bredvid dem står fem band som innehåller berättelsen i (nästan) originalversion (Murasaki Shikibus manuskript från början av 1000-talet finns inte kvar; däremot finns ett flertal, sinsemellan varierande, avskrifter). Det är faktiskt inte helt omöjligt att ta sig fram i de ålderdomliga versionerna, särskilt om man ta hjälp av de många nutida bearbetningar, gjorda av kända och okända författare, som man faktiskt kan finna på nätet.

読み始めてみると、実に面白いのです。
私は、中世、ルネサンス、バロックなどのヨーロッパの古いダンスを勉強した時、西洋の宮廷や王室の話をたくさん読んでいたので、それと比べたりして、面白いと思ったのかもしれません。若くして政略結婚させられた王室の才女達など、ヨーロッパにもたくさんいたのですから。
När jag nu i mogen ålder började läsa romanen, upptäckte jag att den är riktigt intressant. Kanske därför att jag har studerat "tidig dans" (dvs västeuropeiska danser från medeltid, renässans och barock) och läst om seder och bruk däromkring. Både i Europa och Japan fanns det t.ex. många begåvade och intelligenta prinsessor som av politiska skäl tvangs giftas bort.
 
これからひとつ、あちこち読み比べながら、ゆっくりと進んで、その毎に感じたことなど書いていこうと思います。
Jag vill i lugn takt fortsätta läsa olika översättningar och "originalet" och undan för undan skriva ner mina tankar.

では、皆様、千一年後のよいお正月をお迎えください。
1001 år senare önskar jag ett gott nytt år!

8 件のコメント:

加代子 さんのコメント...

かの有名な源氏物語が生まれて1千年になるのですね。
昔・作家の田辺聖子さんが日本の映画人の力を結集して
源氏物語を作って欲しいと仰ってたのを読んだ事があります。
実現してないのが残念です・・・

お姉さまはジュネーヴでお亡くなりになったのですね。
小さな所ですので もしかしてすれ違った事もあるかも?
御冥福をお祈りします。

すぐ新年、新しい年が良い年になりますように!

SoS さんのコメント...

加代子さん。
いつもコメントありがとうございます。
姉は5年ぐらい前までジュネーブのJALの一番古参の職員でした。職業上いろいろな方を知っているようでしたから、どこかでお会いになっているかもしれませんね。

きなこ さんのコメント...

あけましておめでとうございます。

源氏物語は、ずっと昔に田辺聖子さんの「新源氏物語」を読んですご~くおもしろいと思いました。
原文は高校の古典で一部をちらっと読んだだけですが、古典の先生が狂言の謡いをする人で、素晴らしい声で朗々と読み上げて下さったのがとても印象に残っています。
なのでいつかちゃんと原文を読んでみたいと思いつつ、いまだに実現はしていません(^^ゞ

今年もよろしくお願いします。

SoS さんのコメント...

きなこさん。
今年もどうぞよろしく。
源氏の原文は難しいです。
幸い岩波の文学全集は原文に欠けている主語、目的語などが、行の横に小さく補充されているし、ページの上部(脚注じゃなくて、「頭注」というのでしょうか!?)に結構詳しい説明があるので、なんとなく分かったつもりになっています。
浪々と読んでくださる先生でもいたら、もっとこの雰囲気の中に入っていけると思うんですが。
でもこの内容は高校生にはちょっとおーー。

匿名 さんのコメント...

ジュネーブの日本クラブでは、源氏物語の購読会をしていますが、面白いですね。
むかし、こんな講義をきいていたら、わたしは、きっと平安の文学を選んだにちがいないと思ったりします。
円地文子さんの現代語訳は、評価のたかいものですね。呼んだことはありません。
谷崎潤一郎の現代語訳もよみました。ネットで、与謝野源氏も読みましたが、えらいなあ と感心しています。
チャンと読めば面白いのだということがわかりました。一度チャレンジしようかと思ったりしています。が、須磨につく前に帰りそう。

SoS さんのコメント...

原文はやっぱり難しいです。
岩波のは結構丁寧に解説がありますが。
源氏に関する本を2・3読んで見ました。
ここまで深くは自分では絶対に読めないと思いますが、実に面白かったです。
でも、日本の外に住んでいるせいか、源氏時代の考え方が、結構今の日本にも残っているのかな、と思ったりします。そんなことを、勝手に、無責任に少しずつ書いていきたいと思っています。
須磨まで行ったらすごい。

fumiko さんのコメント...

里子さん!
早速ネットでおしえていただいた現代語訳ネット版、見つけました!明日にでもプリントアウトして読もうと思います。考えてみると、源氏を初めて読んだ高校時代はまだ10代で、BFもいなかった頃でした。なんだかちょっと笑っちゃいますね・・・
明日紐解くのがとても楽しみなんですけど、きっとオヨメに行きそびれた「おとなのおんな」こそわかることもあるかもしれませんねー(笑)

SoS さんのコメント...

fumikoさん。
当時のおんなの生活がわかって面白いですよ。
浮気(又は相手がいっぱい)なんてのは男だけじゃなかったみたい。