2008年10月21日火曜日

韓国

菅野朋子という人の「好きになってはいけない国・韓国発!日本へのまなざし(文藝春秋文庫、2005年版)」を読みました。韓国のことはあまり知らないな、とは思っていたのですが、自分のあまりの無知さにショックを受けました。
同時に韓国の日本批判のすさまじさにもショック。
この本は主に韓国の若者文化、特にJ-POP に夢中になる若者達を中心に語られています。そして本の題名「好きになってはいけない国」という発言があります。ジャニーズの歌手達が「カワイ」くて大好き。ファンクラブを作り日本にもお金をためて来て、コンサートにグッズ店にと押しかける。でも「日本は好きになってはいけない国だけど、最近だんだんすきになった。やばい」と思う中・高生。
まあ、考えてみれば、ビートルズが好きな人が全員英国が好きなわけじゃないから、かまわないのだけれど、国を挙げての「日本は追いつき、追い越す国。嫌いでなければならない」と教育されている事実をインタビューするごとに聞かされるつらさ。教育の恐さ。
いっぽう、日本人はというと、韓国を徹底的に無視。さすが、ヨン様ブームからは少し変わったかもしれないが。
読みながら、一体どうしたらいいのかなあ、絶望的な行き違い、と思った。
韓国のことをもっと知りたい。
私のように無知な人にお薦めしたいです。

4 件のコメント:

yayako さんのコメント...

もう20年も以上前、この国に来て間もないころ、大学で、韓国人の学生に知り合いました。かれは、もう、韓国の若い人は、日本に対する偏見はないよ といっていましたが。すくなくとも、私とはそういう接し方をしてくれましたね。
今、この町に、「離日する韓国ー隣国が日本を捨てる日」を書かれた毎日新聞の澤田克巳さんが派遣でこられていますが、彼の韓国滞在の1999年から2004年の感じでは、日本で報道されている韓国人の日本嫌悪は、誇張の気があるそうです。
といって、私も、韓国人一般が、親日的だといっているわけではありません。
嫌日的な人と反応は、ものすごいということでしょうか。

里の猫 さんのコメント...

yayakoさん。
コメントありがとうございます。
この本が私にとって韓国と真面目に向き合う初めての経験でした。
教師をしていた時、韓国人の学生も結構いましたが、彼等は少なくともニュートラルな感じでしたので、あまり考えませんでした。
yayakoさんのお話を聞いて少し救われました。本によれば、彼女の会った韓国人はほとんど嫌日派という感じでした。どうしてでしょうね。

加代子 さんのコメント...

そろそろ40年程前の話しになりますが
オスロで一緒に勉強したのが韓国からの看護婦さん。
その頃は若かったので何も考えずに喋っていましたが
今はちょっぴり引けます・・・
彼女からは何も感じませんでした。
私が鈍感だったのか?(笑)
ジュネーヴにも韓国の人は多いですが
やはり構えてしまいます・・・
折角隣同士なのに 何とかならないでしょうかねぇ。
ちなみに うちの義妹は韓国人の男女を養子にしています。

里の猫 さんのコメント...

加代子さん。
みんなが日本を好きになって欲しいと思っても、そうはいかないのですね。
ずっと前にドイツに住んでいた時、ビアホールでインドネシア人に会いました。私が日本人だとわかると、「昔々あるところに…」とはじめて、なんと桃太郎の話を全部暗記しているのです。私は少しゾッとしました。ところがこの人いわく「日本人がいなかったら僕は絶対に学校に行かれなかったから、感謝している」と言われました。なんか凄くアンビバレントな気持ちになりました。
また、20年ぐらい前、ここの音大にやはりインドネシア(だったと思う)から留学していた若い学生が「おばあちゃんは子どもの頃、日本兵が来るといわれて、たんすの中に隠された思い出があると話してくれた」と言っていました。その時も何と言ったらいいか分からなかったです。
こういうことは、なかなかなんとかなるわけにいかないのでしょうね。戦争はいやですね。